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きょう町田は「キラリ☆まちだ祭」で盛り上がっています。シバヒロ、カリヨン広場、ぽっぽ町田、三丁目商店会

などで、生っ粋祭の演舞もいろいろな団体が行っています。野菜の即売会や「まち☆ベジフルメ店」の出店など大賑わいです。

恒

きょう、市の産業観光課主催のワークショップがありました。テーマは【「歩きたい」まちづくり】です。

今回も含め今月もう一度と来月の計3回行います。そしてその実証実験を来年3月に行う計画です。

今回の狙いどころはセットバック部分の利用方法です。セットバックとは老朽化したビルを建て替えるときに道路と敷地の境界線から敷地側に下がって建てて、道路を広く使えるようにした、道路と建物の間の部分です。街中では一般的に3ｍセットバックをします。買い物客や通行人が通行することはできますが、あくまでも私有物です。そこを使おうということですから、当然所有者の合意が必要です。ここに植木や花を置いたり、テーブルを置いてオープンカフェとして利用したり、小さいお子さんの遊び場として利用したりと、利用方法はいろいろあります。キッチンカーという案もありました。

道路に面して店舗が並んでいます。店舗の入り口やショーウインドウを塞ぐことはできません。また、午前中は荷捌きの車が入って来ます。セットバック部分に置いたものを夜片付けて、昼に出すのも労力がかかります。

きょうはまだ、街中のどの部分んで実証実験を行うか、場所決めまではできませんでした。

私が思ったことは、実証実験を行う場合、その先が見えていないと、成功だったのか失敗だったのか見極めがつかないのでは、ということでした。町田の場合「少し煩雑で、ごちゃごちゃした感じが町田の活力だ」と長年言われてきました。でもそれは高度成長期の人口増加が続いていた頃の話ではないかと思います。今は人口が減少に転じた歴史的転換点だと思います。街は成熟しないとしぼんでしまうかもしれません。ですから実証実験の先に、街の成熟にとってどうだったのか、ということを見極める基準が必要だと思いました。

恒